転職を考えている方にとって、貴重な情報やアドバイスを提供してくれる本は必須です。
しかし、仕事や家事など忙しい日常の中でたくさんの本を読む時間を確保するのは難しいものです。
そこで私がオススメするのは
Amazonオーディブルを活用することです。オーディブルであれば通勤、家事の時などながら聴きすることができ、時間を有効に使うことができます。さらに、オフライン再生も可能なのでギガ消費なしで聴くことができます。
そして、最初の30日間は無料で利用することができます。さらに、2023年10月3日まで60日無料キャンペーン中です。
今回は、オーディブルで聴ける転職に関する本の中から、特に優れた5冊をご紹介いたします。
Amazonオーディブルについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
①どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
著者:尾原和啓
出版:ダイヤモンド社
Google、マッキンゼー、リクルート、楽天など12回の転職をしてきた著者が、『AI以降』『人生100年時代』の新時代にあらゆるチーム、どんな職場でも使える、自由に生きるための超実践的な仕事術が書かれた一冊です。
・転職では環境が変わることへの恐怖や、「今の職場の人を裏切ることになるんじゃないか」と思うかもしれません。新しい環境で馴染めない場合の多くはそういった恐怖から自分で壁を作ってしまっているだけかもしれません。特に最初は自分からできることを行い、Giveしていくことが大切です。また、10年後に今の会社が残っている保証はありません。それなのに裏切りものと起こるのは間違っていますし、転職して自分が成長することで今とは違った形で恩返しできると思えばいいのです。
転職しなかったとしてもやめる覚悟をもって辞めずに取り組む人が最高のパフォーマンスを発揮します。
②転職の最終兵器 未来を変える転職のための21のヒント
著者:安斎響市
出版:かんき出版
本書は物語形式で書かれており、転職活動のながれをリアルに体験でき、転職の思考法を学ぶことができる1冊です。著者自身も転職4回、大手企業の面接官を経験しておりそこから学んだ21の転職のヒントを知ることができます。
転職前の心構えとして大切なことは「今の職場から逃げてもいい」「なんて思われてもいい」ということです。自分のためにある人生、他人の目を気にする必要はありません。ただし、ネガティブな感情のまま転職活動するのはよくありません。転職は人生を好転させるための絶好の機会です。転職するときめたら前向きな転職活動をしていくべきです。
面接官も人間です。圧倒的な情熱と誠意を見せることが内定と近道となります。例えばパン屋の面接を受けるならあらゆるパンを食べつくす。おにぎりも食べつくす。業界の現状・将来を真剣に考えてみましょう。
転職は安全な道をとる人には絶対にたどりつかない選択です。いちど転職をした人は思考回路がガラッとかわり自分自身の意思で人生をえらべるようになります。
転職はとても勇気のいることです。怖いのは最初の一歩だけ、勇気をもってふみ出しましょう!!
③転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール
著者:村上臣
出版:SBクリエイティブ
本書は『中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY』でも紹介されている一冊です。前編後編合わせて160万回以上再生されています。
我慢しながら働く時代はもう終わりました。
会社の寿命より個人の寿命が長くなった現代では、終身雇用を前提とした日本型雇用は終わりをつげ、欧米で主流となっているジョブ型雇用(営業職、経理職などの職種を特定して採用する方法)が増えつつあります。このような時代では会社があなたを一生守ることはありません。労働人口の減少も相まって個人と会社の立場が逆転し、会社に握られていたキャリアの意思決定権が個人のもとにもどり、自分次第でキャリアも働き方も選べる時代になります。
そんな中でで重要なのが転職のOSをアップデートすることです。これまでの転職1.0では「1回の転職の成功」が目的でしたが、転職2.0では「自分株式会社の時価総額の最大化」=「自分の市場価値の最大化」が目的地となり、転職はあくまでそのための手段として考え直す必要があります。自分の市場価値を最大化することで時代や景気に左右されることなく生き残り続けられることにつながります。
では、どのように市場価値をあげるかというと『自分の強みや実績を見つける』ことです。
多くの人が強みも実績もないと思うかもしれませんが、ないのではなく、強みや実績を明確にするための方法を知らないだけなのです。
本書では転職を方法論を知ることができます。その多くが誰でもすぐにできるけど日本人の99%がやっていないものです。
本書を聴いて自分の市場価値を最大化し、これからの時代を生き残るための策を学びましょう。
④「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法
著者:佐野創太
出版:サンマーク出版
転職は人生をより良くするために行うものですが、転職をキッカケに人生が好転する人。転職しても何もかわらない人(「会社辞めたい」ループに陥る人)に分かれてしまいます。両者の違いは転職活動に本音で挑んでいるかです。本書ではあなたの本音を思考で整理する方法を教えてくれます。転職、そして転職後の人生に役立てることができます。
自分の本音に向きあうための具体的な方法は、
退職成仏ノート、人間関係の仕分けノート、明日への手紙を書くことです。
退職成仏ノートでは、職場で溜まったネガティヴな感情を吐き出すことで心の奥底に隠れている本音を把握します。
人間関係の仕分けノートでは、あなたの人間関係を繋がり(好きな人)、しがらみ(嫌いな人)、無関心(特に感情が動かない人)に分けて人間関係の本音を探っていきます。
明日への手紙では、これまで探ってきた独りよがりの本音を説得力のある言葉に変え、面接であなたの魅力を伝える作業です。
転職では一見市場価値が重視されがちですが、本音を整理することで目指すべきは市場価値よりも人間価値です。会社の看板や肩書を外したあなたに誰かが声をかけてくれるかどうかが人間価値です。
自分の本音と向きあい、転職で人生を好転させるキッカケをつかみましょう!
⑤今すぐ転職を考えていない人のための キャリア戦略
著者:田中研之輔
出版:ディスカバー・トゥエンティワン
「今の働き方でいいのだろうか?」というのは多くの方が抱えている悩みだと思います。この悩みは働く、稼ぐ、生きていく。この3つのバランスがうまくとれていない事が原因です。
2021年高年齢者雇用安定法の改正により70歳までの就業確保が努力義務となり、私たちの働く時間はながくなります。働く時間が長くなるのであれば、やりがいを感じながらキャリア形成したいと思う人は多いのではないでしょうか?
これからの時代は組織のために働くのではなく自分の人生のために働くことが重要視される時代です。転職しても会社に雇われることには変わりありません。雇われる働き方から自分で稼ぎぬく働き方にシフトする必要があります。
そのためにはまずキャリア戦略をしっかり考えましょう。そして、稼ぐことにちゃんと向き合う、日々の行動もキャリア形成に必要であると認識する、自分も組織も成長するために組織と望ましい関係を構築していくことが大切です。
本書はキャリアの悩みをやわらげ、これからの人生をあなたらしく生きていくための方法が得られる一冊です。
今すぐに転職を考えていなかったとしても、これからの時代を意識して自分の働きかたを見なおすのは大事ですね!
まとめ
転職は人生における重要な決断です。新たなキャリアを選ぶためには、正しい情報や知識を得ること、さらに転職のためのマインドセットも重要です。
Amazonオーディブルを活用することで、忙しい日常の中でも転職に関する本を効率的に聴くことができます。
本記事でご紹介した5冊は、転職についての深い洞察や実践的なアドバイスを提供しています。ぜひ、これらの本を活用し、自分自身の転職の成功に役立ててください。新たなキャリアのステップを踏み出す勇気と知識を持ち、充実した人生を手に入れましょう。